【旧約聖書 ルツ記②】熱心に働くこと〜〜「明日、彼女の前にたくさんの穂を落としておきなさい」

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仕事がない

久しぶりに我が家に戻ってきた、ナナミとルツ。

ただ、外から来た彼女たちに、ろくな仕事はありません。

しかし、ルツは、イスラエルの律法を学習していました。律法によれば、貧しい人は、「落ち穂拾い(※)」の仕事をする権利があると記されているのです。

そこでルツは、落ち穂拾いの仕事をしようと、町中の家という家を回り、ボアズという裕福な男が運営する畑で働くことになりました。

※落ち穂拾い……収穫の終わった畑に落ちている麦の穂を拾う仕事

熱心に働くルツ

そんな彼女の噂は、たちまち広まりました。どんな人かと、町中の人が、彼女が働く畑へと集まって来ました。

当然、主人であるボアズの耳にもそのことは入ります。そして、ボアズはそんな彼女の働く姿に魅了されてしまいました。

ある夕のことです。ボアズはルツを食事に誘いました。

ルツは最初、恐縮とばかりに遠慮していました。しかし、「それでも」とお願いしてくるボアズに、断りを言うことができず、一緒に夕飯をいただくことになりました。

夕飯後、ルツの帰る姿を見ながら、ボアズは使用人に言いました。

「明日、彼女の前に、たくさんの穂を落としておきなさい」

おわり

翌日、ルツが家に帰ると、ナナミは目を見張りました。

「まぁ、こんなにたくさん! どうしたの?」

ルツは、自分が働いている主人のこと、昨日の夕飯のこと、今日起きたことなどを話しました。

その話を聞いたナナミは、「まぁ」と驚き、「その方はわたし達の親戚ですよ。なんという偶然、いや神の恵み。その畑なら安心して働くことができます」と言いました。

こうして、ルツは、収穫の季節中、この畑で働き続けることができたのです。

ボーナストリビア:『落ち穂拾い』

もうお気づきかもしれませんが、フランスの画家であるミレーが描いた『落ち穂拾い』は、このルツのエピソードが元になっています。

そして、このような背景から、『落ち穂拾い』は、農村の貧しい人たちを描いた作品であるともいえます。

またミレーは、同じテーマで『刈り入れ人たちの休息』という作品も残しています。

これは別名「ルツとボアズ」ともいいます。

(参考)

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