【未来】『隷属なき道——AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』——世界の変えたいのであれば、非常識であれ!

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貧困がすべての根源

一般的に、貧しくなる理由は、その人が「怠け」ているからだ、と考えられています。

しかし、この因果関係は、間違いです。

「怠ける」から「貧しい」のではなく、「貧しい」から「怠ける」のです。

私たちは、「不足」の状態にある時、そのことだけに意識が集中してしまいます。

そのため「長期的なこと」が見えなくなってしまうのです。

(※欠乏の心理状態になると、IQが13〜14ポイント下落する)

「貧しい」→「視野狭窄」→「短絡的・安直な思考」→「本来やるべきことが疎かに!」

つまり、おおもとの「貧困」をまず解決しなくてはいけないのです。

格差は拡大するようになっている!

テクノロジーや、技術の進化によって、格差の拡大はどんどんと広がっていきます。

昔は、輸送コストを抑えるために、各国にメーカーが分散し、ビジネスが展開されていました。

しかし、道路やインフラが整のうに連れ、輸送コストは低下。その結果、優秀な企業だけが生き残り、市場を独占してしまうのです。

このような構造は、国レベルだけでなく、個人レベルでも同じです。

スマホやAIの登場によって、生き残る仕事はどんどんと減っていく。

「高い技術を持つ人」と「そうでない人」の差がどんどん広がり、「中間」がどんどん減っていく。

これが現代の、そして未来の状況です。

ベーシックインカムは薬か毒か

そこで、この問題を解決するために有用なのが、「ベーシックインカム」です。

確かに、「ただお金をバラ撒いても人を怠け者にするだけだ」という意見もあります。

しかし、これは幻想です。

すでに、ベーシックインカムの効果は実証されているのです。

1964年 アメリカン 8500人 → 労働時間の減少はわずか 1973年 カナダ   1000万人 → 入院期間が8.5%減少 2008年 ウガンダ  1万2千人(400ドル) → 収入50%UP 雇用率60%UP 2009年 ロンドン  ホームレス13人(3000ポンド)→ 7人がホームレスを引退

また、2016年5月、スイスでベーシックインカムについて国民投票が行われるなどといったことがありました。

以上の国々で実際に行った結果、多くのメリットがありました。

●お金は、浪費でなく、日用品に使われた ●犯罪率の減少 ●成績の向上 ●健康のプラス ●どの福祉よりも効果的!

おわり

現状から考えれば、「仕事をしないでお金をもらえる」というシステムはあり得ないように見えます。

しかし、歴史を振り返れば、ベーシックインカムについての見方が変わるはずです。

その昔、人類は肌の色によって、仕事や生き方が決められていました。 その昔、女性には選挙の資格がなく、男性も多額のお金を払わなければ投票することができませんでした。 その昔、同性愛が周りに、国にバレたら、死刑をかす法律がありました。

そして、このような常識を破ってきたのが、当時から見た非常識な考え方です。

非常識な考え方が、非現実を作り、世界を変えてきたのです。

「隷属なき世界」を手にいれ、「AIとの競争」に勝つという「非現実」を迎えるために、私たちは「ベーシックインカム」という「非常識」を受け入れる必要があるのです。

隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 (文春e-book)
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ボーナストリビア:「笑顔」はベーシックインカムを超える

みなさんは、マーク・トウェインという作家をご存じでしょうか。

『トム・ソーヤの冒険』を書いた人です。

彼は、晩年、『不思議な少年』という作品を発表しました。

この作品は、これまでのマーク・トウェインのイメージとは大きく異なります。

マーク・トウェインと言えば、『トム・ソーヤの冒険』のように、ユーモアにあふれた、楽天的な作風をイメージします。

しかし、、この作品はその真逆。なんとも暗く、気が滅入るくらいにどこまでも絶望的なのです。

ただ、この絶望的な作品の中で作者は「笑いこそ、人間の持つ唯一、かつ強力な武器」だと述べています。

本作品は、不思議な力をもつ「サタン」という少年が、 親しくなった村の少年3人を不思議な世界へと誘う物語です。

一見明るそうなプロローグとは対照的に、少年たちがそこで目にするのは、人間の愚かさや残酷さ、無力さなどでした。

本作では、サタンを通して、ひたすら人間のみじめさが描かれています。

このような作品の裏には、晩年のマーク・トウェインの不幸な背景があるのかもしれません。

投資していた企業がつぶれ、巨額の負債を負い、それを返済するためにひたすら講演旅行を続け、疲労困憊の中で追い打ちをかけるように長女が亡くなり、妻や三女が病気になる。

そのような中で書いたのが、本作品です。

彼は死ぬ直前まで、本作品を何度も何度も、書き直しました。

サンタはこう言います。

「つまりいえば、笑い飛ばすことによって一挙になくしてしまうことだが、そうしたことに気がつく日がはたして来るのだろうかねぇ? というのはだよ、君たち人間ってのは、どうせ憐れなものじゃあるが、ただ一つだけ、こいつは実に強力な武器を持ってるわけだよね。つまり、笑いなんだ。権力、金銭、説得、哀願、迫害———そういったものにも、巨大な嘘に対して起ち上がり、いくらかずつでも制圧して———そうさ、何世紀も何世紀もかかって、少しずつ弱めていく力はたしかにある」

「だが、たったひと吹きで、それらを粉微塵に吹き飛ばしてしまうことのできるのは、この笑いってやつだけだな。笑いによる攻撃に立ち向かえるものはなんにもない。だのに、君たち人間は、いつも笑い以外の武器を持ち出しては、がやがや戦ってるんだ。この笑いの武器なんてものを使うことがあるかね? あるもんか。いつも放ったらかして錆びつかせてるだけの話だよ。人間として、一度でもこの武器を使ったことがあるかね? あるもんか。そんな頭も、勇気もないんだよ」

これがマーク・トウェインが物語の中で導き出した結論で、私たちに伝えたかったことです。

みなさんはどう感じますか?

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