【キャリア選択】幸せな仕事の選び方

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一年365日を時間で表すと、「8760時間」です。

それに対し、働いている時間は一年間で「1924時間」だと言われています。(週休2日・祝日休暇あり)

つまり、一年のうちで働いている時間は、「約22%」です。

そして、寿命を80年とすると、仕事をしている時間は、「約12%」になります。

(参考文献:https://syde.jp/w2/archives/9603

数値にしてみると、意外と少ないという印象をもたれたと思います。

ですがこれは、逆にいうと、「人生の10%の時間が、90%の人生を決める」と言うことです。

人は、人生の10%の時間で、どの程度のお金を稼ぎ、どの程度の生活水準で生き、どの程度の自由を得られるのかが決まります。

ですので、長いようで短い、大切な仕事をしっかりと選択できるた目の能力もまた、重要なのです。

「好き」ではなく「得意」

オックスフォード大学は『後悔しないキャリア選択』『幸せになれる仕事選びのルール』を研究しました。

この研究では、「好きを仕事にした人(好み)」と「自分はこの仕事が好きだと思い込んで仕事に取り組む人(情熱)」、それから「社会貢献したいと取り組む人(割り切り)」の3種の人たちを比較しました。

結果、「仕事を割り切って選択した人」が、作業上達・満足度、ともに上昇したことがわかりました。

このことは、みなさんも別の場面で経験をしたことがあると思います。

例えば、親に無理やりやらされた習い事。

最初はただの苦痛でしかなかったけど、その習い事を黙々と続けているうちに、段々と苦ではなくなっていき、気づいたらその習い事から喜びを感じるようになっていた。

「やらされてやる」のと「得意なことをやる」のは違います。

しかし、自分が例え嫌いなことでも、得意なことであれば、続けていくうちに、「好き」に近い感情になる可能性は、とても高いのです。

「給料の高さ」は気にしない

学生が大学選びにおいてもっとも重要視するのは、「給料」です。

なぜなら、それしか判断基準がないからです。

若者は、とにかく知識と経験がありません。そんな若者が仕事を選択するとしたら、それは「お金」しか判断基準がありません。

ですので、大学の就職ランキングなるモノをみてみると、上位を占めるのはいつも大企業ばかりです。

しかし、ノートルダム大学の研究では、「仕事の満足度」と「給料」間の相関係数が低いことがわかっています。

つまり、給料が高くても、仕事で満足することはできない、というのです。

理由は、「人の欲望は留まることを知らない」からです。

年収が300万の人は、年収が600万の人を羨むようになり、年収が600万の人は、年収が1200万の人を妬むようになるのです。

ですので、「お金」だけでなく、「休日の多さ」や、「会社の雰囲気」、「どれだけ没頭できる仕事」かなど、他の基準も踏まえた上で選択することがベストです。

ネガティブ要素からの選択

人間はストレスに弱い生き物です。

どんなに多くのお金を得られても、ストレスが比例して増えるような仕事であるなら、それは、あまり良い仕事だとはいえません。

仕事のストレスとは、「通勤」「労働」「環境」などが挙げられます。

通勤の長い仕事は、体が太りやすくなり、離婚率も上昇し、メンタルにも悪影響を及ぼします。

「没頭できる」と感じられず、ただ労働時間が長いと感じる職業も、ストレスフルです。

また、職場の環境も重要です。

アメリカの調査では、職場に3人以上友達がいると、人生の満足度が、96%上昇し、給料に対する満足度も2倍になることがわかっています。

一方で、嫌な同僚のせいで生じたストレスは、会社をやめても、健康なレベルに戻るまで22ヶ月かかると言われています。

さらに、嫌いな上司の元で働く人は、心臓発作や脳卒中で死ぬリスクが60%も上昇し、人間関係が悪い会社では、社員は高血圧や、高コレステロール、糖尿病になる確率が20%増加することもわかっています。

この他にも、賃金の不公平感や仕事の不安定感も、ストレスの原因です。

どんなにお金がもらえても、ストレスが多くたまる仕事は、そのせいで、仕事以外の時間にも大きな影響を及ぼします。

ですので、職業を選択する際、「ストレス」面から判断するのは非常に有効な手段だといえます。

天職に転じた職業が「天職」!

天職はやる気と同様、仕事についてから、やってみてから、わかるモノです。

ですから職業を選ぶ際に、「天職」を選ぼうとすることは、宝くじで3億円を当てるためにカードの上で頭を悩ませることと同様に、無意味なことです。

ロイファナ大学は、「今の仕事にどれだけ天職だと思えているか」を質問し、努力量や毎日どれだけワクワクして働けているか、といったポイントをチェックしました。

その結果、今の仕事に対する情熱は、前の週に注いだ努力量に比例しており、過去に注いできた努力量が多くなるほど、現時点での努力量も増加したことがわかりました。

そして、さらに重要なことは、被験者の中に、最初から自分の仕事を天職だと思えている人はいなかった、ということです。

あなたがその仕事を「天職」だと思えるかどうかは、その仕事に注いだリソースに匹敵します。

「就職」し、「習得」し、「習熟」することで、初めてその仕事が「適職」であり、「天職」だとわかるのです。

ですので、就職の段階では、「天職」を考えるのではなく、まず、「その仕事にどれだけで情熱を注げるか」そのことにフォーカスしてみてはいかがしょうか。


(参考文献)

知識
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