【金銭的報酬】子供を金で釣るのは、果たして正解か?

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「テストで100点取ったら1000円あげる」
「次の試合に勝ったらジュース奢る」

など、相手のやる気を出す方法として私たちはよく「お金」を使います。

金銭的な報酬

『脳のアクセルとブレーキの説明書』という本では、金銭的な報酬を与えると、閃いたり、考えたりする喜びが減少する、と書かれています。

「それだけのお金をもらえるからには、そのタスクはきっと苦痛に違いない」と脳が勝手に考えてしまうからです。

結果、ひらめきや、思考する喜びがなくなってしまうのです。

報酬を設定することで、かえってそのことが課題を解く楽しさやモチベーションを奪ってしまうというのです。

一方、無報酬の場合は、「報酬はないが、一生懸命やっているこの課題は面白いに違いない」と脳が勝っていに思い込み、そのタスクから勝手に喜びを生み出そうとします。

典型的な認知的不協和が起きるからです。

また、ひらめきの必要のない課題では、金銭的報酬を与えたほうが逆に、作業効率が上がります。

禁止と禁欲的な作戦

では、「ゲームは一日2時間まで」「宿題が終わるまで遊んではいけません」といった、何かを禁止する行為は、どうなのでしょうか。

これも逆効果です。

そもそも何かを禁止されると、その禁止されたものに注意が向きます。

それが人情ってもんです。

たとえばゲームを禁止されれば、「ゲームは、そんなに面白いものなのか」と興味が湧きますし、浮気したら許さないから、と彼女から言われれば、「他の女性はそんなに魅力的なのか」と、無意識に彼女以外の女性に目が行ってしまいます。

「〇〇をしてはいけない」と禁止されると、「背外側前頭前皮質」がブレーキをかける状態を頑張っているのに、その頑張りを維持できないほど、禁止されている物事への期待度が高まってしまうのです。

ですので、もし相手に何かを禁止し、特定の方向へ目線を向けて欲しければ、「禁止」ではなく、「こっちの方が面白いよ」と、そもそも、注意をそっちを向けないようにすればいいのです。

「『うんこ漢字ドリル』はこんな面白いよ」や「私と付き合えば、こんな刺激的よ」といったように。

快楽を逆手に!

人間が何かに向け努力することができるのは、脳が頑張って何かを達せいする時、それを予測し、期待することで、ドーパミン(快楽)が出るためです。

ですの、子供でも彼氏でも誰でも、何かを目標に向けて努力させたり、自分が努力したりするとき、重要になるのは、その行為からいかにして、快楽を得るか、です。

また、何事も、始めるときが一番大変です。

これは、『【運を運ぶ者】あなたの運を好転させる者です!』でも書いた通り、「人間はみな、やわらかくて弱い」からです。

しかし最初は大変でも、頑張って続けることでドーパミンが分泌され、私たちの脳は、その作業の楽しみを覚えるのです。

そして、体もその仕様へと変化します。

毎日バットを振れば、バット仕様の手に。
毎日ランニングをしれば、長距離ランナー仕様の体に。
毎日瞑想すれうば、自分を俯瞰できる心に。

つまり始めてさえしまえば次第に楽になり、最後は特に苦しいとは思わなくなるということです。

さぁ、今日もがんばりましょう!

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