「貧乏ゆすり」は、貧乏にはならない

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一回するごとに一円ずつ貧乏になると言われている「貧乏ゆすり」。

私もこれまで、際限なく「貧乏ゆすり」をし、周りの人たちに迷惑がられてきました。

ですが、「貧乏ゆすり」は別名「健康ゆすり」、「ジグリング」と言って、体に良いことがわかっています。

なぜ「貧乏」なのだろう?

「貧乏ゆすり」という言葉は、江戸時代の書物や、俳句や川柳に登場していたそうです。

この頃は、足をゆすると「貧乏神」に取り憑かれるという迷信があり、それが今の「貧乏ゆすり」の由来だと考えられています。

また他にも、衣食住がままならない貧乏な人が、寒さや飢えから、ブルブルと体を震わせている様子からこの名前がついたとも言われています。

「貧乏ゆすり」はメリットたくさん!

「貧乏ゆすり」をしてしまう理由は、「親の影響」「下半身の血行をよくする」「不安の解消」「カロリーの消費」「癖」など、さまざまあると思います。

そして、他人に指摘されるまで、無意識にやってしまっていることも多々あります。

また医学的にも、「貧乏ゆすり」をしてしまう理由として、「フラストレーションやストレスを解消するために、無意識にする行為」ということがわかっています。

ですので、「貧乏ゆすり」を無意識にしてしまう人が無理に「貧乏ゆすり」を止めようとするのは健康に悪いといえます。

逆に「貧乏ゆすり」は、自身の健康面で考えれば、とてもメリットの多い行為です。

メリット1:死亡リスクを下げる!

イギリスのロンドン大学の研究で、イギリスの37から78歳の女性13,000人を対象とし、1日あたり平均何時間貧乏ゆすりをし、また自分の貧乏ゆすりのレベルを10段階の評価してもらい、その後12年間の追跡調査で全死亡との関連を調べました。

1日7時間以上「貧乏ゆすり」をしていた場合、レベルが2以下だと評価した女性に比べてレベル3以上と回答した女性は死亡率が42%下がる、という結果が得られました。

また、2015年アメリカの医学会誌「American Journal of Preventive Medicine」(2015年9月23日号)に掲載されたロンドン大学などの研究チームの報告によれば、貧乏ゆすりが多い女性は死亡リスクが低くなるということがわかっています。

理由としては、「第二の心臓」とも呼ばれている足の筋肉を動かすことで、血液を全身に巡らせることができ、死亡リスクを下げる可能性があることが考えられます。

上記の実験では主に女性対象の調査でしたが、このような身体の仕組みは男性にも共通する点が多いと思います。

メリット2:免疫力アップ

「貧乏ゆすり」をすると血行が良くなり、体温が向上します。

5分間「貧乏ゆすり」をしただけで、体温が平均約2℃上昇することがわかっているのです。

体温は1℃上昇するごとに、免疫力が5から6倍にアップすると言われています。

つまり、5分間貧乏ゆすりをすることで免疫力が25倍アップするということです。

メリット3:散歩と同じカロリー消費!

健康ゆすりを2.5時間することで得られる消費カロリーは、散歩1時間によって消費されるカロリーに匹敵すると言われています。

メリット4:集中力アップ

2013年ゲーテ大学が行った研究では、105人の女性を対象に、学習中に軽い運動しながら学習を行ったグループを、そうではなかったグループと比べたところ、外国語の単語テストの成績が40%向上したと言う研究結果が得られた。

理由としては、座っていることで足にたまっていた血流が脳に流れ、それによって勉強効率が上がったのだと考えられます。

君たちはどう生きるか

アメリカでは「貧乏ゆすり」のことを「ジグリング」と言って、変形性関節症のリハビリなどにも取り入れられ、およそ6割で軟骨の生成を促す効果があることがわかっています。

また、エコノミークラス症候群(別名ロングフライト血栓症)にも効果があることがわかっています。

※エコノミークラス症候群……狭い飛行機で長時間座っていた乗客が、飛行機を降りた直後に呼吸困難などで倒れる病気。足を動かさずに長時間座ることで、足の静脈にできた血の塊(血栓)が、足を動かした途端に血流に乗って肺に飛び、肺血栓塞栓症を引き起こすというメカニズム。

以上のように、「貧乏ゆすり」は、健康面で考えれば、とても多くのメリットがあります。

ですが、公共の場での「貧乏ゆすり」は、周りからすると、「お行儀が悪い」「下品」「うざい」など、あまり良い印象をもたれない行為です。

私自身も、食事中に貧乏ゆすりをし、食卓のテーブルに軽い地震を発生させる度によく怒られていました。

将棋や囲碁、入試などで、番外戦術として相手の気を散らす、といった目的があるのでしたら良いと思いますが、それ以外の電車や図書館、レストランなどではなるべく控えるようにすべき行為なのかもしれません。

「貧乏ゆすり」を一回するごとに、自分の健康貯金が一円ずつたまると考えたら、「貧乏ゆすり」がゲームになったような気がします。

周りの邪魔にならないように、こっそりやる趣味として、「貧乏ゆすり」は結構、良いのかもしれません。

雑学健康
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