[ひと息読書]お金持ちになる黄金の羽根の拾い方——知識社会を生き残れ

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本書の著者・橘玲さんは、僕の大好きな作家さんの一人です。

以前紹介させていただいた『臆病者のための億万長者入門』と同じ著者です。

またこのほかにも、『マネーロンダリング』という小説や、『言ってはいけない』、『2億円と専業主婦』などたくさんの本を書かれている方です。

橘さんの書かれる本はどれもお金の勉強をする上で非常に学びの多い内容となっているので、ぜひ一度、手にとっていただけると幸いです。

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

『黄金の羽根』とは

「黄金の羽根」スピリチュアルな言葉ですが、本書では以下のように定義されています。

制度の歪みから構造的に発生する”幸運”。
手に入れた者に大きな利益をもたらすもの。

ITの発達により、現代は知識社会になりました。

必要な情報を的確に入手し、それを活用する知識を持っている人はいくらでも近道できる社会。

知識社会において、知識が持つ価値は、使い方次第で大きな利益をもたらす可能性を秘めています。

例えば2002年、サッカー日韓ワールドカップでのチケット争奪戦。
一枚7000円のチケットがネットオークションで20万円以上の価格になっていたそうです。

それにもかかわらず、ほぼ全試合のチケットを手に入れている人もいました。

なぜそんなことができたのか。

その人は、海外販売分のチケットが大量に売れ残っている、という「情報」をもっていたのです。

このように、「黄金の羽根」知っていることが何よりも重要です。

お金持ちになる方法は3つしかない

本書では、お金持ちになる「たった3つの方法」について書かれています。

1 収入を増やす
2 支出を減らす
3 運用利回りを上げる

この三つです。
どれも当たり前のことですが、当たり前のすぎて、実行に移せている人はほとんどいません。

1 収入を増やす

こちらで紹介されている具体的な方法は、「自己投資」「共働き」です。

(1)自己投資

「最高の投資は、自己投資だ」
投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉です。

自己投資は、運用利回りが非常に高い投資だといえます。

例えば、「500万円を稼ぎたい」とき。

一番早いのは、新しいスキルを学んで、それでお金を稼ぐことです。
何か得意なことがあれば、十分手の届く範囲です。

一方、金融商品の場合。
利回り5%で、500万円を手に入れようとすると、その元手は、1億円も必要になります。

この資本主義社会において、持つものはより多く持つ仕組みになっています。
モテる者はよりモテるのと同じです。

これを経済用語で、収穫逓増(ていぞう)なんて言ったりもします。

ですので、手っ取り早く、確実に、ずっと稼げるようにするには、自己投資何よりもいいのです。

(2)共働き

これは人それぞれの意見・考え方によりますので、一概にこれが正しいということはできません。
ですが、ここでは真実だけ記しておこうと思います。

日本の、大卒の生涯賃金は2億円を超えると言われています。

つまり、大学卒業後、働かず、「大卒」という看板を捨ててしまった場合、「2億円」をドブに捨ててしまうことになるのです。

本書では、「共働き一択」と書かれています。

「合理的に資産形成をしたい」
「最短でお金持ちになりたい」
という方は、「共働き」が有効な手段であるという「情報」を知っておきましょう。

2 支出を減らす

ここで挙げられているのが、「住居費」「生命保険」「税金」についてです。

(1)住居費
ほとんどの人は、住宅ローンや家賃に、年収の2〜3割程度を使っています。

お金を貯めるには、まず住居費を削ることが先決です。
そのための方法として本書で取り上げられいるのが、「実家に住む」という方法です。

家賃を払ってくれるパトロン的存在の「父」
家事を全てこなしてくれる家政婦的存在の「母」

実家は最強の空間です。

ぜひ本格的お金を貯めたいという段になったとき、「実家に住む」というのも選択肢の一つに入れてみてください。

(2)生命保険
これは以前取り上げた記事「愚か者に課せられた税金」で書いていますので、そちらを参照ください。

結論を述べますと、「国民健康保険」に入っていれば「生命保険」に入る必要がない、ということです。

(3)税金

サラリーマンの場合、税金を多く搾取されるのは、皆さんご存知の通りです。

サラリーマンは、「税金」が真っ先に取られてしまうのに対し、
法人は、まず経費が引かれ、残った金額に税金がかかる仕組みになっています。

税金を掛けられる金額をどれだけ小さくできるか。
どれだけ節税できるかが、重要なポイントです。

ですが、サラリーマンの節税手段は多くありません。
そこで、本書でおすすめされている方法が、「マイクロ法人」です。

自分が社長になることで、得られるメリットは絶大です。

●所得税が発生しない範囲で自分自身に給料を支払う
●所得税が発生しないは範囲で家族に給料を支払う
●生活費の一部を経費にする
●個人資産の法人名義で運用する

節税が盛りだくさんです。

3 運用利回りを上げる

これは投資の基本です。
コストを減らし、リターンを最大化する。

つまり、どれだけ手数料を減らせるかがポイントです。

●窓口ではなく、ネット証券で買う
●インデックスファンドを買う

といった風な感じです。

投資で利回りを上げることは非常に困難です。
ですから、利回りを上げるのではなく、コストを減らすことが何よりも重要なのです。

最後に

我々において最も大切なことは、「知識」です。
知っているだけで人生が180度変わることなんて、たくさんあります。

「自分の今の仕事は、給料が少ないから金持ちになれない」
と言っている人がいますが、そうではありません。

例えば、2015年に話題になった、10億円の資産を築いたガソリンスタンドのおじさんの話なんて有名です。

ガソリンスタンドの店員がコツコツ株式投資で9.7億円の遺産を残す : Market Hack
アメリカのバーモント州で一生ガソリンスタンドの店員や百貨店の掃除夫などの仕事をして生計を立てていた92歳の男性が他界し、その遺産を調べたら、時価にして9.7億円もの株券が出てきてアメリカ中を驚かせています。 この人はロナルド・リード氏で、ずっとバーモント州ブ

我々は知らないことを、できない理由にしすぎだと常々思います。

できることばかり選んでいたら、何も始まりません。

自分は何を知っていて、何を知らないのか。

まず興味を持ったものから勉強してみるのいいかもしれません。

一生勉強 一生青春
相田みつをより

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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