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【Python】変数と型

    Pythonでは、変数に値を代入することで、プログラム内で扱うことができます。変数には様々な型があり、その型によって扱える値や演算子が異なります。

    変数の型を確認する

    変数の型を確認するには、type関数を使います。例えば、以下のコードでnumnameis_okそれぞれの型を確認することができます。

    num = 1
    name = "Taro"
    is_ok = True
    
    print(num, type(num))
    print(name, type(name))
    print(is_ok, type(is_ok))
    
    

    出力結果:

    1 <class 'int'>
    Taro <class 'str'>
    True <class 'bool'>
    
    

    変数の値を変更する

    変数の値を変更すると、型も変わります。例えば、以下のコードでは、numの値をnameに変更した後、numの型もstrに変わっています。

    num = name
    print(num, type(num))
    
    

    出力結果:

    Taro <class 'str'>
    
    

    型を変更する

    型を変更するには、変数に新しい型の値を代入します。以下のコードでは、agestr型で宣言し、int型に変換してnew_ageに代入しています。

    age = "20"  # str型
    new_age = int(age)  # int型に変更
    print(age, type(age))
    
    

    出力結果:

    20 <class 'str'>
    
    

    型を指定して変数を宣言する

    変数宣言の際に、型を指定することもできます。ただし必要ではないので、基本的には書かなくても問題ありません。以下のコードでは、numint型、namestr型、is_okbool型で宣言しています。

    num: int = 1
    name: str = "Taro"
    is_ok: bool = True
    
    

    型を指定すると、変数の値を変更した際に、型が変わらないというメリットがあります。

    まとめ

    Pythonでは、変数に様々な型の値を代入することができます。変数の型を確認するにはtype関数を使い、変数の値や型を変更するには新しい値を代入します。また、必要に応じて変数宣言の際に型を指定することもできます。