- 「鼻毛」には「女にうつつを抜かす」と言う意味がある
- 「鼻毛が長い、鼻毛を数える、鼻毛を抜く、鼻毛を伸ばす、鼻毛を読む」これらは全て男女関係を表す言葉だ
- 日本語に「ラ行」は少ない。外国から来た言葉がほとんど。
- ラ行で始まる元号も少ない。「令和」が始まったが、これは「暦応(りゃくおう)」以来、680年ぶり
- 国語辞典では「し」のおしまいが真ん中くらいになるのがバランスのいい辞典である
- 政治家が使う「遺憾」は謝っているわけではない。こうした事態になって残念と言っているだけだ。
- 転売をせどりというワケ
- 元は、古書業界の用語。「背取り」という字が当てられていた
- 売り出すために備蓄しておいた米を意味する「うりよね(売米・糶)」という字を当てた「糶取り」
- 朝日新聞の題字の「新」が少し変な理由
- 7世紀の中国の「おうようじゅん」が書いた『大唐宗聖観記』から集めたもの
- 「新」だけなかった
- 「親(立の下は木ではなく未)」の偏
- 「柝」という文字の「斥」から「、」を除いた字
- 「とんちんかん」→鍛冶屋が相槌(二人の職人が交互に槌をうち交わすこと)を打つ音
- 「ちんぷんかん」→江戸時代、難しいことばを使う儒学者を皮肉った、もしくは、外国人の言葉の口真似が由来だとも言われている
- 「土壇場」とは処刑場のこと……江戸時代、罪人を打ち首にする際に盛り土をした場所を「土壇」と言い、それがある処刑場を「土壇場」といった
- 「苗字」は、本来「名字」が正しい。「名字」は土地に関連して自ら名乗ったものだが、江戸時代になると、一般庶民は公の場で「名字」のしようが禁じられた。そこで「子孫」を意味する「苗」を使った「苗字」という書き方が広まった。その後明治時代に戸籍が作られた際、「苗字」の表記が使われたため、誤解が生じた
- 「ちび」と「ハゲ」は漢字で書くと同じ「禿」と書く。
- 毛が抜け落ちること……禿びれ
- 磨り減ること……禿びる→「禿びる」が連用形になったのが、「ちび」なのである
- 「タブー」はポリネシア語
- ポリネシア語の「タブ」または「タプ」が由来
- 18世紀末にポリネシアの島々を訪問したキャプテン・クックが現地で使われていた言葉として旅行記に記したことをきっかけに西洋社会に広まり、さまざまな曲解がされながら定着した。
- 病気が「罹(かか)る」なのに、風邪が「引く」の理由
- 古代中国、大気の「風」が人体に悪影響を及ぼすと考えられていた。
- 風が運んできた「邪気」を体内に「引き込む」ことで「風邪」になると考えられていた
- 「H」がエッチなイメージのわけ
- 日本語の「HENTAI」から
- 男性の同性愛者の隠語……大正時代、男性の同性愛者のことを「鶏姦(けいかん)」と呼んでた。英語で雌鶏のことを「HEN」と呼ぶ