貝眼の士を千年俟つ
江戸時代の画家、伊藤若冲の言葉です。
伊藤若冲は、当時、全く自分の絵を評価してくれる人がいませんでした。
そんな時に残したのが、この言葉です。
現代語訳すると以下の通りです。
「自分の絵の価値がわかる人を千年待つ」
これは人によって感じ方はそれぞれだと思います。
胸を打たれる人もいれば、「傲慢だ」と罵る人もいるはずです。
ですが、今回注目していただきたいのは、この言葉は日本人が残したということです。
我々、日本人は真似をするのが大好きです。何か新しいことをやって成功する人を見れば、すぐに真似をし、同じ波に乗ろうとする。
一方、アメリカは違います。
彼らは真似をしない。リスペクトの心があるからです。
Twitterができたら、Twitterぽいものは作らないし、Instagramができたら、Instagramぽいものは作らない。
彼らは、波に流されない。
江戸時代の伊藤若冲も、波に流されない日本人だったのだと思います。
彼の言葉からはそんなエネルギーが伝わってきます。
本日の名言
1
ハートのすべてを注ぎ込めば、勝利するかどうかは問題ではない。
バスケットボールを心から愛した奴がいた。ただ、それだけでいい。
——マイケル・ジョーダン
(バスケットボールの神様)
2
二十代の恋は幻想である。
三十代の恋は浮気である。
人は四十歳に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
——ゲーテ
(ドイツの詩人、小説家、劇作家)
※プラトニック……純粋に精神的(で、清らかなさま)
3
空っぽのポケットほど、人生を冒険的にするものはない。
——ヴィクトル・ユーゴー
(「レ・ミゼラブル」著者)
4
運がいい人も、運が悪い人もいない。
運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。
——中谷彰宏
(日本の小説家)
5
成長は往々にして、苦痛を伴う過程である。
——エルバート・ハバード
(アメリカの作家)
6
大切なのは道を選ぶかではなく、選んだ道をどう生きるか。
——ブリジット・バルドー
(フランスの女優・歌手)
7
最良の時間は困難であるが、何かを達成しようとする過程で、心身を限界まで働かせ切っているときに生じる。
——チクセント・ミハイ
(アメリカの心理学者)
8
集中して何かをやり遂げるとき、同意に自分の存在を感じるほど集中力は残っていない。
——チクセント・ミハイ
(アメリカの心理学者)
9
読む価値のあるものを書くか、書く価値のあることをしなさい。
——ベンジャミン・フランクリン
(アメリカの政治家)
10
私は、自分がこれまでに読んだあらゆるものの一部である。
——セオドア・ルーズベルト
(アメリカの元大統領)