コロナ対策で、「持続化給付金」という税金制度がありました。
これは、中小企業や、個人事業者などを対象とした給金の制度です。
この、コロナで大変な時に、みんなを助けるために作られたのが、この制度です。
しかし、この制度には不審な点があります。
それは、お金の流れ方です。
持続化給付金のお金の流れは以下のようになっています。
「経済産業省」
↓669億円で委託
「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」
↓640億円で再委託
「電通」
↓561億円で再委託
「電通グループ会社」→「関連会社500社」
このように、少しずつ外注でお金が流れているのですが、
ここで特にポイントなのが、
「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」の存在です。
なぜ「電通」に直接、委託せず、「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」を挟むのでしょうか。
『税金を払わずに生きてゆく逃税術』という本によれば、
この「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」は
政界の天下り先、だそうです。
そもそも、電通や、それに関連する企業によって設立されたのが、この組織です。
ホームページを見ても、どんなことをやってるのか、イマイチよくわからない団体です。
↓(ホームページです)
我々が日々支払っている税金の一部は、このような利権によるピンハネに使われてしまっているのです。
我々の知らないところで。
(追伸)
また、最近、「持続化給付金」第二弾も、ニュースで話題になっています。
今回も「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」を通るのか。
ニュースから目が離せません。
本日の名言
「この世で確かなものは2つしかない。死と税金だ」
——ベンジャミン・フランクリン
※ベンジャミン・フランクリン
●アメリカ合衆国建国の父
●印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした
●また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにした。
(参考文献)