相続税を回避する方法として、「タワマンを買う」という方法があります。
相続税がかかるお金(評価額)は、「現預金」→「戸建て」→「マンション」といった風に下がっていきます。
1万円に掛かる税金(1,000円)より、100円にかかる税金(10円)の方が安いように、
評価額が小さければ小さいほど、かかる税金は小さくなります。
そして、相続税の場合、例えば、「1000万円の現金」と「1000万円のマンション」を持っている場合、
「1000万円の現金」を持っている人の方が、より多くの税金を払うことになります。
このような事情から、お金持ちは、現金で相続してしまうと、より多くのお金が取られてしまうので、「マンション」を買って、税金から逃れようとしているのです。
<追伸 〜マンションは固定資産税を基準に評価額が決まる〜>
普通、家に住む時、低層階より、高層階の方がお値段が高いです。
なら、相続をする時に、「高層階」の方が、より多くの税金が取られるか、というと、違います。
マンションにかかる税金は、その「土地」「場所」にかかります(固定資産税)。
なので、下の階であろうが、上の階であろうが、同じ価値で、相続税がかかります。
このような事情から、マンションは、上の階層から売れていくのです。
本日の名言
「富貴は悪を隠し貧は恥をあらはすなり」
——井原西鶴
※井原西鶴
●江戸時代の大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。
●別号は鶴永、二万翁、西鵬。
● 『好色一代男』をはじめとする浮世草子の作者として知られる。談林派を代表する俳諧師でもあった。
(参考文献)