誰でもできる、節税の方法として、
住宅借入金等特別控除、通称「住宅ローン控除」というものがあります。
これは、
「ローンを組んで家を買うと、ローンの残高の1%分を還付する」というものです。
例えば、5000万円のローンを組んでマンションを購入した場合。
その1%、つまり、50万円の税金が安くなる、ということです。
所得税が30万円で、控除額の50万円が20万円余ったら、住民税から、残りの20万円を引くことになります。
※控除額の最大は、400万円までとなっています。
この還付は、もともと、10年間続くものでしたが、
2021年の増税の特例で、「13年間」に伸びました。
このような控除の存在によって、
「持ち家」の方が不利だとも言えるかもしれません。
(追伸〜還付減るらしいです〜)
この控除の「1%の還付」が、減るそうです。
ただ、還付が1%から0.7%になるだけで、もしかしたら、「13年間」という期間が伸びるだけで控除額は、変わらない、という計算になるのかもしれません。
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なぜこのようになるのかというと
1%控除だと、もともと支払わなくてはならない金利より、大きくなってしまうというパターンが、実例として8割以上を占めているからだそうです。
そのため、控除の割合を減らしました。
ですが、控除額を減らしすぎて、家を立てる人がいなくてなってしまうと、景気後退に繋がってしまう。
だから、継続年数を増やし、合計控除額は変わらないようにしたのが、この政策です。
本日の名言
「貧困とは、礼儀作法の教師なり」
——アンディファネス(ギリシャの中喜劇作家)
※中喜劇
●ギリシアの喜劇
●古喜劇から新喜劇への移行期にあたり,古喜劇の政治風刺や個人攻撃がほとんどなくなり,神話のもじりや日常生活の写実的描写が中心。
(参考文献)