ビットコインと言われると、それは「コイン」、つまり現金であるかのような感覚に陥ります。
ですが、そうではありません。
仮想通貨の価値媒体は、「デジタルデータ」です。
現金の場合、100円玉の「コイン」には、100円の価値があります。
それが仮想通貨の場合は、
「AさんからBさんに、100円分のビットコインが渡ったので、Bさんは別の人に100円分のビットコインを渡す権利がある」
という形になるのです。
言ってみれば、「帳簿」です。
仮想通貨の世界では、上記のように、取引の帳簿を「コイン」と名付けて、やり取りしているのです。
また、データであるために、外部からの改ざんの危険性も十分にあります。
そこで、仮想通貨は、データを暗号化し、相手にバレないようにする仕組みにもなっています。
仮想通貨が「暗号資産」なんて呼ばれ方をするのも、このためです。