『ブルーピリオド』名言のPart2です。
今回は漫画の2巻に登場する名言を紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお楽しみください。
2巻の名シーン
なんで藝大(東京藝大)に生きたのか考えたけど答えは出なかったわ……
でも本当は行きたい理由があるんじゃなくて
——矢口八虎
行きたいから理由を探してたんだよ
絵ってさ 言葉だと伝わらないものが伝わるんだよ
世の中には面白いモノや考えがたくさんあるって気付けるんだよ
「見る」以上に「知れて」
「描く」以上に「わかる」んだよその絵
最初は母の日に描く似顔絵みたいに描けば 話通しやすいかなと思ってさ……
けど描いているうちに気づいたんだよ
熱いお湯で食器を洗うから母さんの手はささくれているとか
買い物の荷物は重いから意外と腕に筋肉がついてるとか……そうやって描いているとだんだんと思い出してくるんだよ
食事はいつも肉と魚が一日おきだよなぁとか
一番盛り付けの悪いおかずはいつも母さんが食べているなぁとかこの人本当に家族のことしか考えてないんだって
絵を描いてなかったらこんなことに気づけなかった
ごめんね… ごめん… 親不孝でごめんなさい……
——矢口八虎
俺 藝大に行きたい
才能とかないかもしれないでも俺 今はこの瞬間 全部をかけて絵を描きたい
もっとうまくなりたいし
もっといろんな世界をみたいそのために母さんの協力が欲しい
心配だけじゃなくて
——矢口八虎
少しでいいから信用して欲しい
高校生の一日は成人にとっての一週間です
毎日いろんなものに心動かして大きくなってくださいね
——佐伯先生
デッサン力は大事だよ
絵に説得力を持たせてくれるでももっとも大事なのは”自分の絵”を描くこと
——佐伯先生
”作品”はその作家が出した一つの”答え”
色々な作品を見ていろんな答えの出し方を知ることで
自分の作品や考えにも反映させられるマネ! 大いに結構! 誰しも最初は模倣からよ
——大葉先生(予備校の講師)
まずは”自分が何を好きか知ること”
そこから始めましょう
——大葉先生
芸術って”食べられへん食べ物”やと思うねん
スキ キライがあるのは当たり前や
——橋田悠(予備校の友達)
値段が高い料理が口に合うとは限らんし
逆に最初はそれほどでも山地や製法を聞いてオイシイと思うこともある
テーブルマナーは大事やけど縛られんのは変やなあ
興味がなくてもレビューサイトで話題やったら気になるし
世間的に一銭の価値がなくても大事な人が作ったもんなら宝物やろ
専門家なら答え合わせは大事かもしれん
けど僕らは鑑賞者やし芸術は正しいかより
——橋田悠
自分がどう感じたかのが大事やろ
世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ
——鮎川隆二
全ての名画は構図がいいの
——大葉先生
一回ぶっ飛んでみると
——桑名マキ
ぶっ飛ぶの楽しくなるよ
武器が少ない人が武器の多い人に勝つことは難しい
——大葉先生
でも武器が少ない分
身軽に動けるのは
現役生の強みよ
トライ&エラー
トライ&エラー
トライ&エラーよ!頑張り! ましょう!
——大葉先生
美術はゴールの場所が人それぞれ違うでしょ
ゴールも
ゴールに行くまでの方法も
自分で考えきゃいけないアドバイスはできても
——大葉先生
どこに行くかは最終的には私にもわからないからね……
おわり
今回は第二巻からの名シーンを抜粋させていただきました。
主人公が、藝大を受験するためにお母さんを説得するシーンはとても泣きました。
日本ではまだ「美術」というものが低く見られている感がします。
もっとみんなが芸術を楽しめる環境があれば嬉しいですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。