主婦の美徳の一つとして「買い物上手」というものがあります。
同じ食材を買うにして、どれだけ安い金額で抑えられるか。
そこに、主婦の腕の見せ所があるのです。
ただ、そんな彼女たちも、いざ、ブランドの洋服となると、目がありません。
それは男性にも言えることです。
普段は、数十円高いだけで、ボタンを押すのをためらってしまう自動販売機。
ですが、Amazonで、漫画を買う時の手に、迷いはありません。
いくつもの研究結果が、このようなことを示す通り、
私たちは、常にこのような判断を下しています。
お買い得かどうかを、支払う金額のパーセンテージで考え、実際の値段と比べようとしない。
このような考え方を、「相対思考」と言います。
これは、懐事情に比較的、余裕がある人に起こりやすい、事柄とされています。
大きなお金の節約は、もう目の前に、転がっているのかもしれません。
本日の名言
「貧乏人に甘んずるは、名誉ある財宝なり」
——エピクロス
※エピクロス
●快楽主義などで知られる古代ギリシアのヘレニズム期の哲学者
※ヘレニズム期
●古典期ギリシアの終焉からローマの世界支配確立までの約300年間
(参考文献)