はじめよう 投資信託
今回の記事では、投資信託のおすすめファンドを紹介していきます。
「これを買って欲しい」とか、「どれを買うべきだ」
といういったことを主張するつもりはありません。
それにここで紹介する全てのファンドを買う必要はございません。
自分の投資目的にあったファンドを見つけて、ぜひそこに投資してください。
今回はその助けになればと思い、おすすめのファンドを紹介していきます。
それではいきましょう。
選考基準
まずおすすめのファンドをご紹介するにあたり、基準としたものを説明します。
皆さんもファンドを選ぶときの指標にしてくれればと思います。
●コストが安いこと
→長期保有を目的としているため、信託報酬を第一優先
→またノーロードであり、信託財産留保額も無料のものが望ましい
●インデックス型であること
●分配金がないこと
●償還日無期限であること
●純資産が減り続けていないこと
●なるべく外国株式を含んでいること
→やはりリターンを大きくしてくれるのは株式である
→そして特に外国株式がとても大きな利益を生んでくれる可能性が高い
ではこれから具体的にファンドを紹介していきます。
eMAXIS Slim
今回はここで一つの運用会社、「eMAXIS Slim」に絞って紹介させていただきます。
もちろんほかにも、「楽天」や「SBI」、「ニッセイ」「たわら」などさまざまなファンドはありますが、
今回はそんな中で「eMAXIS Slim」にだけ絞って紹介していきます。
理由は大きく2つあります。
1つは、運用目標です。
この会社は「手数料(信託報酬)を安くしていく」と明言しています。
つまり、毎月の運用にかかる費用を減らしていくことができるということです。
信託報酬はどんなファンドをに投資しても必ず掛かります。
そしてその部分が減れば減るほど、自分の利益が増えるのは当然です。
2つ目は、多くの人が買っている、またこれから買う可能性が高いことです。
多くの人が買ってるからいいという理由で商品を投資先を選ぶのは良くないが、これはとても重要です。
私が所属している投資サークルでも多くの初心者の人たちがこちらのファンドを買っています。
というのも、初めて投資をするほとんどの人たちは、最初、YouTubeから勉強する方が多いと思います。
どんな書籍を買い、どんなファンドを買うべきなのか。
それをまず無料のコンテンツであり、理解しやすい動画コンテンツから情報を収集していく可能性は非常に高い。
そして、そんな時に大きな影響を与えるのが、人気YouTubeバー、インフルエンサーの方々の言葉です。
大物のインフルエンサーの方や、投資ベテランの資本家がおすすめするファンドは、何よりも大きな宣伝となる。
そして、そこでよく取り上げられているのが、この「eMAXIS Slim」なのです。
これから日本でも、投資を始める人はどんどん増えていくでしょう。
そういう方々がまず投資するファンドとして、「eMAXIS Slim」が選ばれる可能性が非常に高い。
そしてそうなれば、ファンドのお金は増え、自分の元本も増えていく。
今回はただ単に投資信託のファンドのパフォーマンスだけに目を向けただけでなく、インフルエンサーの方々の動画をみて、これからも成長しそうだと思うファンドを選びました。
ぜひ参考にしてください。
それではいきましょう。
●eMAXIS Slim の特徴
→「買う時」と「売る時」のコストは0円
→保有している間のコストは年率0.1%台
→分配金なし
→為替ヘッジなし
※これは為替による損失を考慮に入れるかどうかということ
→為替によるリスクを回避(ヘッジ)すれば、その分運用が制限される
→逆にヘッジをなしにすれば、為替によるリスクを恐れず、運用できる
上記の項目が、以下で取り上げるファンドに全て共通します。
▶︎eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
→日本以外の先進国に投資
→アメリカやイギリスなど先進国株式二十数カ国の市場平均に連動すること目標とするインデックスファンド
→アメリカが68%と最も多くを占めている
→ソフトウェア・サービス 11.7%
医薬品・バイオテクノ・ライフ 7.5%
メディア・娯楽 6.7%
資本財 6.2%
テクノロジー・ハードウェア・機器 6.1%
→その指標(投資信託の中身)の名前「MSCI コクサイインデクッス」
→これからも成長していきそうな先進国の株式に分散投資したい人
▶︎eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→上記の「先進国株式インデックス」はアメリカに投資している割合が多いから、
それならもっとリスクととってアメリカだけに投資をしたいという人
→ウォーレンバフェットが自分の家族に、自分が亡くなった後の資産の90%を「S&P500」に投資して欲しい
といったのは、有名です。
▶︎eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→国内外の株式(日本・米国・先進国・新興国)の市場平均に連動することを目標とするインデックスファンド
→その指標の名前「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」
→MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは
各国市場の時価総額上位約85%をカバーする広範なインデックスです。
→全世界の株式に分散投資したいという人
▶︎eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
→国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートに分散投資します。
→分散しまくりです。
→リスクが少ない分、リターンも少ない
→それぞれの資産の割合
→国内株式:5%
先進国株式:5%
新興国株式:5%
国内債券:5%
先進国債券:5%
新興国債券:5%
国内REIT:5%
先進国REIT:5%
→株式だけでなく、債券やリート(不動産)にも投資したい人
→とにかく、リスクが怖い人
なんために投資をしますか?
投資信託の基本は「分散投資」と「長期投資」です。
つまり「どれだけ未来に起こりうるリスクを減らし、長い目でリターンを得られるか」が基本です。
ですが、リスク回避の方法は人それぞれです。
上記のファンドはそれぞれ、「インデックス」も違えば、目標としている利回りも違います。
「自分は一体どれだけのリスクがとれ、どこまでリターンなら満足できるのか」をしっかりと定めて投資先を決めることが重要です。
「安全に、20年後30年後の資産を増やしていきたのか?」
それとも
「10年後までにお金を増やしたいのか?」
またそれとも
「日本の企業を応援する目的、気持ちで投資するのか?」
考え方は人それぞれです。
今回は主に「長期投資(20年・30年)で、リスクを少なくし、その上で、ある程度のリターンを生んでくる」
どちらかというと、「リスクを減らす」ことに重きを置いてファンドについて紹介しました。
ぜひ参考にしてください。
本日の名言
「お金」が好きなわけではなく
「お金を増やしたり、お金を稼いだりすること」が
好きなだけです。
ウォーレン・バフェットより
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