宝くじは「愚か者に課せられた税金」である
——『臆病者のための億万長者入門』より
今回は『臆病者のための億万長者入門』というの本の、印象に残ったところを紹介していきたいと思います。
本書は「株を始めるならこの一冊」というようなキャッチコピーで売られています。ですが実際に読んでみると、株だけでなく、宝くじや生命保険、投資信託や為替など、億万長者になるために学ばなくてならないことが多数紹介されていました。
これから投資を始めようとする方はぜひ読んでみてください。
今回はこちらの本の中から特に印象深かったところを紹介していきたいと思います。
宝くじは「愚か者に課せられた税金」
皆さんの中には、投資をしてる方も多いと思います。
そしてどの金融商品も必ず確認するのが、「リスク」と「リターン」だと思います。
自分はその商品からどれくらいの「リスク」をとり、どれくらいの「リターン」を見込めるのか。
これは金融商品を買うときに関わらず、どんなものを買う時にも必ず言えることだと思います。この商品を買うことで、自分はどれほど満足できるか。
大した満足ができないのに、その商品を買う人はいないはずです。
そこで宝くじの「リスク」と「リターン」はどのようになってるでしょうか?
宝くじの「リスク」と「リターン」
●当選確率は1000万分の1
●毎回3万円分、0歳から100年間買ったとしても99.9%の購入者は当選することがない
●購入代金に対して50%の手数料がかかります
●平均して購入代金の半分を失う
宝くじは経済学において「愚か者に課せられた税金」というそうです。
「買ったら必ず損をするお買い物」
あなたはしたいですか?
生命保険は「不幸の宝くじ」
本書では「生命保険」についても批判的な立場をとります。
生命保険の「リスク」と「リターン」
●当選したものだけが億万長者になれる
●ただし受け取る時は死んでいる
●手数料は宝くじを超える60%
上記のような特徴は逆に言えば、「独身」「一定の貯蓄がある人」にとっては不要な商品であると言えます。
また、全国民が必ず入っている国民健康保険(全国民・必須)だけで、長期入院や高額医療の治療費は一定額抑えられる。
投資だけでなく、保険についての記事もこれからどんどん書いていこうと思います。