「2025年累計約650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる」(『エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか』より)と言われています。
それを知ってから知らずか、
最近、大学生の間でも起業という言葉が飛び交うようになりました。
「俺起業しようかな〜」という会話は、食堂に入れば、一日4回は聞こえます。
また実際に、学生のうちから会社を起こしてしまう人も中にはいます。
確かに現代は、多くの情報が、ネットや本で簡単に調べられ、以前に比べ、個人が会社を起こすことが簡単になりました。
しかしそれでも、会社を大きく、もしくは存続させるためには、資金が必要です。
そのための一つの手法としてあるのが、「投資家から資本を集めること」だと思います。
今回紹介するエンジェル投資家も、そんな投資家の一人です。
エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか
エンジェル投資家とベンチャーキャピタル
日本では「企業の10年生存率は、わずか1割にも満たない」なんて言われいます。
この情報の真偽は、たくさんのメディアで話題になっており、実際はどうなのかわかりませんが、「企業が生き残ること」が簡単ではないことは確かでしょう。
「人」が会社を動かすからには、支えが必要です。
その支えとなるのが、「エンジェル投資家」と「ベンチャーキャピタル(VC)」です。
二つともベンチャー企業を支えると言う点では共通しています。
しかし、VCは創業数年たった企業に投資を行うとうい制限がついています。
それに対して、エンジェル投資家は、スタートアップ企業に個人で資金を提供する投資家で、創業初期から企業を支えると言う点で、VCとは異なります。
起業家は、コンテストやインベントでプレゼンを行ったり、またTwitterを利用してエンジェル投資家と個人的にやりとりしたりし、繋がることができるようになりました。
今までの日本社会では、起業の経験がある投資家が少なく、未公開株への投資自体が理解されていませんでした。
しかし、これからは違います。
企業を経験し、余剰資金がたんまりある投資家が、エンジェル投資家となり、日本をますます盛り上げようとしてくれます。
エンジェル投資家は、起業家でだけなく、日本国家にとってのエンジェルでもあるのです。
最後に
東京は「アジアのシリコンバレー」と呼ばれており、スタートアップ業界から注目を受けています。
理由は4つあります。
1 日本は経済規模に比べて、起業家の数が少なく、企業の生存競争が緩い
2 言語や文化の違いの壁から、外資参入が少ない
3 オフィスの賃料が安い
4 優秀な人材を集めやすい
またエンジェル投資家だけでなく、未公開企業がインターネット上で不特定多数から資金を募る、株式クラウドファンディング(CF)もあります。
CFは、一人当たり年間50万円の資金を集めることができ、非常にはやく資金が集まるのが特徴です。
これより、地方にいても資金が集めが容易になりました。
これからも、働き方の仕組みは、どんどん進化してきています。
全力で生きていきましょう!
(参考文献)