本日は、10年後、いや数年後に来るであろう、6Gのお話です。
5Gもよくわからないうちに、「なんか新世代がきてしまった」という人も出てくるはずです。
ぜひ飲みの場などで、ドヤ顔してください。
今回は
「5Gとは何なのか」
「6Gが我々に何をもたらすのか」
について書いていこうと思います。
(参考文献)
「5Gってなに?」って聞かれたら、ドヤ顔しよう
5Gや6Gの「G」は「Generation(ジェネレーション)」のGです。
Generationとは「世代」という意味ですが、「そもそもこの世代が何の世代なの?」という方も多いと思います。
ズバリ、「無線規格の世代」のことです。
無線の企画とは、「世界で周波数と通信方式を統一しよう」という企画です。
皆さんがお持ちのスマートフォンを海外に持って行ったときにも、なんなく使えるのは、この無線規格があるおかげです。
アップルだろうが、サムスン電子だろうが、端末を問わず、通信ができるのです。
このような無線規格の世代のことを「G」と読んでいるのです。
そして、この無線規格は、約10年ごとに次の世代へと移っていきました。
「G(世代)」が進化するとどうなるの?
まず結論から述べます。
「G(世代)」が進化すると、
通信速度が早くなり、情報伝達量が増えます。
ここで皆さんがわかりやすいようにケータイ電話を例に取ります。
▶︎1G
1979年、日本電信電話公社(現在のNTT)がアナログ方式の1Gを開発。
→ショルダーホン・自動車電話
▶︎2G
1993年 デジタル方式に進化。
現在のアラフォー世代。
→PHS
▶︎3G
2001年 携帯電話でのメールや写真のやりとりが不自由なくなった。
→W-CDMA
▶︎4G
2010年 これまで30年での最大通信速度の10万倍
→LTE
▶︎5G
2020年 4Gの最大100倍の速さ
→2時間の映画をダウンロードする場合
4Gだと5分かかったのが、5Gだと3秒
▶︎6G
2030年 5Gの10倍〜100倍の速さ
同時に接続できる機器が1000万台
→映画をダウンロードするのに1秒もかからない
以上のように、
世代が変わると、通信速度が早くなり、情報伝達量が増えます。
最後に 「6Gの未来」
先ほど6Gのところで「同時に接続できる機器が1000万台」と記しまたが、これの何がすごいのかという話をします。
ズバリ「屋内外のあらゆる機器がインターネットにつなげることができる」点がすごいところです。
今でも、お風呂を沸かしたり、カーテンの開け閉めや、扉の開閉などできますが、これらの可能性の幅がさらに広がるということです。
まず、一平方キロメートルあたり同時接続機器数が1000万台になると言われており、屋内に何がどこに置かれてるか、数センチ単位の精度で把握することができるようになります。
これはつまり、地上だけでなく、衛生、航空機などにも使えるということです。
また、VRやARも進化し、家にいながら服を着たり、モデルルームに行くというサービスも可能になるのです。
ワクワクが止まりませんね。
(参考文献)