「人は覚えたことの50%を1時間で忘れ、70%を24時間で忘れる」
という、忘却曲線のお話は皆さんも聞いたことがあると思います。
「特技はなんですか?」と聞かれれば、大半の人が「忘れることです」と答える昨今。
ですがこれは仕方のないことです。
人間の脳みそは、「生存のために必要な記憶」を優先して記憶する習性があります。
そのため、それ以外のことは、「無駄なこと」と脳が認識し、排除してしまうのです。
では、僕たちは、どうすればいいのでしょうか?
方法は2つです。
1つは、自分の脳だけに頼らないことです。
「私は自分の脳はもちろん、借りられる脳は全て使っている」
——28代アメリカ大統領、ウッドロー・ウィルソン
もう一つは、ポモドーロ・テクニックを使うことです。
記憶力が悪いのなら、生産性をあげて、その分のロスを補うしかりません。
今回はそんなポモドーロ・テクニックについて書いていこうと思います。
(参考文献)
LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業
生産性が上がれば万事解決
先に結論から述べます。
ポモドーロ・テクニックとは、「25分作業」と「5分休憩」の学習方法です。
ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」の意味です。
これを考案したフランチェスコ・シリロが、当時タイマーとして使っていたのが、トマト型のキッチンタイマーだったことからこう名付けられたそうです。
脳には「初頭効果」と「親近効果」というものがあります。
これは、脳は「最初に学んだ情報」と「最後(より最近)に学んだ情報」が記憶に残りやすいという性質があるということです。
つまり、長い時間、ただ単に勉強するよりも、短いスパンで繰り返し勉強した方が、記憶に残りやすいということです。
それとまた、時間制限がある分、集中力が極限状態まで上がります。
僕もブログを書くときは、いつもこのテクニックを使っています。
(残り時間は12分28秒ですw)
※たまに第二ラウンドに突入することもあり
兎にも角にも、実際に試していただけたら幸いです。
結構楽しいですよ!
最後に
最後に、僕の大好きな哲学者の一人である、ジャン=ポール・サルトルよりお言葉をご頂戴したく存じます。
「人生は B と D の間の C である」
Bは「Birth(誕生)」のことで、Dは「Death(死)」、Cは「Choice(選択)」のことです。
選択の連続が人生です。
どうかこのことだけは忘れないでくださいねw
(参考文献)