一般に、何かの感覚に障害があると(アニメが大好きすぎる)、それ以外の感覚が鋭くなると言わてます。
僕の場合、鋭いほど第六感が働くようです。
例えば、会ったこともないあなたを「透視」し、性格判断することができます。
試しに、今からちょっとやってみます。
あなたは努力家ですね。
でもそのことは、人にはなかなかわかってもらえない。
だって全員の期待に答えるわけにはいかないから。
でもここ一番というとき、あなたは全力で頑張るタイプです。
今までの人生には、いくつか辛い試練があったけれど、あなたはそれを切り抜けてきたし、挫けないで元気を出そうと思ってる。
目標を見失わず、自信を持ち続ければ、きっと努力が実ると信じている。
一つ教えてあげましょう。
公私どちらかで、もうすぐ特別なチャンスが訪れます。
楽しみにしていてください。
このチャンスをうまく活かせば、必ず夢を実現できるはずです!
私は特別だもん‼︎
どうでしたか?よく当てはまっていましたか?
これはちょっとわかりやすかったかもしれませんが、
「霊能者」や「予言者」たちは、これと似たようなトリックを使っています。
彼らはこれで成功を収め、毎日、美味しいご飯を食べています。
ちなみに僕が言っていた「第六感」とは以下の三つです。
1 人は自分が思うほど他人と違わない
2 人が持っている自己像や理想像は、大体同じ
3 誰もが自分は個性的だと思い込んでいる
予言者たちはこの三つを頼りに賭けに出て、たいてい期待通りの効果をあげているのです。
僕たちは
「個性的でいたい」
「個性的な自分をわかってもらいたい」
と言ったことを痛切に願っています。
我々はその他大勢とみられることが我慢ならないのです。
「平均以上効果」というものがあります。
これは、自分を「平均以下」と評する人は、全体の本のわずかな割合しかいないというものです。
9割方の人は、自分は全体的な知世と能力でみて上位10% に入ると考えているそうです。
我々は、大勢に従う時でさえ、自分だけは例外だと思っています。
さて皆さん。
今日どれくらい自分は特別だと思いましたか?
今日のネクタイの色は?
今日のお昼ご飯は?
今日の髪型は?
おわり
本日は、『選択の科学』に書かれていたエピソードを一つ、お借りしました。
つい最近見たアニメでも、主人公が、占い師にお金を騙し取られそうになる話がありました。
インターネットの普及によって、このようなテクニックはますますやりやすくなっています。
知る者がやりたい放題の時代になってしまいました。
皆さんもたくさん本を読んで武器を持ちましょう!