お金が人生のすべてではないという人に限って、何時まで経ってもお金が貯まらない
どうも、AichiRoです。
今回は私が好きな本の一つである、「臆病者のための億万長者入門」について書いていこうと思います。
「億万長者になるのは簡単だ!」こんな言葉で第1章が始まる本書。
「これは月5万円の積み立てで一億円を貯められる」といった、詐欺のような内容が書かれている本ではありません。
「日本人なら健全に誰でも、億万長者になれる」と言っているのです。
以下で詳しく見ていきましょう。
また本書ではもう一つ、「宝くじ」についても、面白い文章が書かれていました。
なぜ億万長になれるのか?
「なぜ我々は億万長者になれるのか?」
この疑問に対する本書の答えは「我々が豊かな国、日本で生まれたからだ」と述べています。
もちろん、これは具体的な研究結果に基づいて出された意見です。
大学教授のスタンディーは、アメリカ全土の億万長者を対象としたアンケート調査を実施しました。
そこでわかったのが、「アメリカの典型的な億万長者が、労働者階級の下町のありふれた家に住んでいる」ということです。
我々が億万長者と言われて連想するのは、高級ブランドを身につけ、高級車を乗り回し、フォアグラやトリュフを食べている人たちを想像すると思います。
ですが、そうではありません。
彼らは、普通の人たちと同じように、安物のスーツを着て、頑丈だが燃費の良い車を乗りつぶし、周りからは億万長者だと気づかれないような生活を送っています。
モノホンの億万長者は、六本木ヒルズではなく、あなたの隣にいるのです。
お金持ちは倹約家?
ではなぜ億万長者は、お金があるにもかかわらず、このような庶民の生活を送っているのでしょうか。
答えは単純です。
お金は「つかう」と「たまらない」からです。
我々がお金持ちになるために一番大切だと考えていることは、「年収を増やすこと」だと思います
ですが、年収はそこまで重要ではありません。
年収が高いにもかかわらず、浪費が多いため、貧しい生活を強いられている医者の話をどこかで聞いたことがあるでしょう。一方で、ガソリンスタンドの仕事をしていた老人が多額の資産を築いた話も、耳新しいと思います。
これはまるで、大きな穴が空いてるバケツに、たくさんの水を注ぎ込むのと同じです。これではいつまで経っても、水がたまらないのは当たり前でしょう。
ミリオネアの人たちは資産を収入では判断しません。
資産=収入 − 支出
資産は収入から支出を差し引いた「残り」だと判断するのです。
お金持ちはお金持ちであるために、たくさん節約しなくてはならないのです。
「お金持ちがケチ」なんて言われがますが、これは論理が逆です。
「ケチだからお金持ち」なのです。
これから「ケチ(お金持ち)」と言われたら、「ありがとう」と言うのを忘れないようにしてください。
まとめ
「収入の10〜15%をしっかりと貯蓄する「倹約家」は必ず億万長者になれる」と本書では述べられています。
また、日本の国税庁の調査では、「20世帯に1世帯がミリオネア世帯である」なんてデータもあります。
日本に生まれた時点で、我々は億万長者になるための才能はすでにあります。
お金が人生のすべてではないという人に限って、何時まで経ってもお金が貯まらない
ユダヤの言葉です。
億万長者になる覚悟はありますか?