投資信託?
皆さんは投資ときいて一番に思い浮ベるのは「株」ではないでしょうか?
毎日パソコンの前にへばりつき、
ローソク足なるものを観察しながら、一喜一憂する。
これが皆さんがもたれている投資のイメージだと思います。
しかし今回は「投資信託」について話していきたいと思います。
その理由についても後ほど詳しく説明していきます。
投資への第一歩
投資信託とは、
投資のプロ(ファンドマネージャー)に
自分の「投資」を「信」じて「託」すことです。
つまり、自分が本来やるべき資産の運用を
投資のプロに任せるのです。
自分の資産運用を、ロボット・AIの力を借りて投資する「ロボ・アドバイザー」なんかも
最近は人気ですが、これはまた別の機会に紹介します。
さて、それでは具体的に投資信託とはどのようなものなのかを説明していきます。
投資信託がよく例えられるのが「福袋」です。
お正月なんかによく見かけるあの「福袋」です。
中身の「わからない」色々な商品の詰め合わせ。
投資信託の場合は、
中身が「わかる」色々な商品の詰め合わせです。
「株」の詰め合わせや「債券」の詰め合わせ、「株と債券」の詰め合わせや「不動産」の詰め合わせなど、多種多少な詰め合わせを選ぶことができます。
そしてこれは日本だけでなく、
外国の株式や債券、不動産なども合わせて選ぶことができます。
そしてこの「詰め合わせ」のことを「ファンド」ということも
頭の片隅に入れておきましょう。
なぜ株式投資じゃないの?
ここで最初に触れた
株や他の投資方法ではなく、
投資信託が、最初にやる投資として一番いいと言った理由について話していきます。
理由は、「分散投資」ができ、「簡単」であるからです。
投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。
もしそのカゴを落としてしまったら、すべて割れてしまうからです。
そして、これは投資のことに限った話ではありません。
リスクの分散は、リスクヘッジ(リスク回避)をする時の鉄則です。
例えば、ある私立学校では
修学旅行の時、生徒を4つの飛行機に分けて乗車させているそうです。
この分散投資、リスクヘッジを簡単に行えるのが、「投資信託」です。
例えば、
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
こちらのファンド。
これは全世界の株式に投資するファンド(投資信託)です。
これを買うだけで、全世界の株式を買うことができるのです。
ちょっと楽しくないですか?
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」
こちらのファンドは、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートおよび先進国リートに投資するファンドです。
分散しまくりです。
以上のように、投資信託を1つ買うだけで簡単に分散投資を行うことができる。
ただ分散をしている分、リターン・利益もその分少なくなるという点にも注意が必要です。
この投資はあくまで長期投資であるということを忘れないで下さい。
1日や1ヶ月、1年で、投資額を何倍にもすることはできません。
「長期的に、安全に、安心に、簡単に、財産を増やしてくれる」
これが投資信託なのです。
本日の名言
石鹸と教育は
大量殺人ほどの急激な効果はないが
長い目で見ると それ以上の恐ろしい効力があるのだ
マーク・トウェイン(19~20世紀米国の小説家、1835~1910)より
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