[ひと息読書]「知識を操る超読書術」—— これであなたもDaiGoレベル!   

書物
スポンサーリンク

本日は メンタリストDaiGo さんが書かれた『知識を操る超読書術』について書いていこうと思います。

一日20冊を読み、YouTubeやニコニコ動画などで毎日配信をしているDaiGo さんの「読書術」が大公開された一冊となっております。

ただ単に記憶するだけでなく、理解すること、自分の頭んで考えること、そしてアウトプットすることの大切さが書かれた一冊です。

”企業研修、経営者への戦略的なアドバイス、動画配信を週7回、ほぼ毎日のフィットネスジム通い、まとまった休暇での海外旅行” などなど、
とても多くのアウトプットを実践されているメンタリストDaiGoさんの読書術。

とても多くの内容が凝縮されており、どれも本当に楽しい内容でした。

是非みなさんも一読してみて下さい。

知識を操る超読書術

さて本日は、本書の中で僕が、特に印象深かったところを取り上げていこうと思います。

パラダイムシフト

本書では、まず最初の章で、今まで漠然と抱いてきた読書術について、DaiGo さんの意見が書かれています。

●速読
「速読は不可能」だと、一日に20冊を読むDaiGoさんは明言します。
「あるジャンルの本を並べて1.5mの長さになるくらい読めば、その分野の専門家になれる」なんて言います。

もし速読マスターなる方がいるのであれば、その人は、レオナルドダヴィンチを超え、歴史に名を刻んでいることでしょう。

DaiGoさん曰く、「速読は内容理解が疎かになる」とのことです。

また速く読めると言うのは「内容が簡単」とも言えます。

誰でも絵本や雑誌は、速読することができるように。

●多読
「多読は目的が疎かになる」
読めば読むほど、一冊の価値は下がっていってしまいます。
ただ単に闇雲に本を読めばいいというわけではありません。

むしろ、多読よりも少読の方が効果が大きい、とDaiGoさんは言います。

欲しい知識を明確にすることで、少ない情報からでも多くを得られるというのです。

ビギナーが入門書から多くの知識が得られるように。

●選書
これが陥りがちな罠としては、「都合のいい本」ばかりを読んでしまうことです。

何かで失敗し、努力は才能だと感じた人は、「努力は不要」といったようなタイトルの本を選ぶようになり、何かで成功したい人は、「成功」について書かれた本を片っ端から選ぶようになる。

ですが、それらの本は大体、同じことが書かれているのが常です。
得るものが大変少ない。

本を読む上で、「目的」「理由」が大切なことは、本書でも強く強調されています。

ですが、それが行きすぎてしまってもまた、悪となります。

アイディアや発想は、我々が思いもしない方向から飛んでくるものです。

ひたすら研究室にこもって、勉強するのではなく、リンゴが落ちる木を探しに行かなくてなりません。

選書は、知識や想像の幅を狭めてしまうのです。

スキミング

本を読む速さは、4分の3が遺伝で決まっているそうです。
また、「読む速さ」と「得るもの」は必ずしも比例関係ではありません。むしろトレードオフの関係にあります。

それでも速く読みたいと思うなら、「読む本」と「読む箇所」を減らすべきだと、DaiGoさんは言います。

つまり、「スキミング(拾い読み)」です。

ここでは本書で紹介されているスキミングの手順を簡単にまとめてみたいと思います。

1 表紙と帯を読む 
タイトルやキャッチコピーは、本の内容が凝縮された場所です。

タイトルは、10〜20万字くらいの内容を、たったの数文字で表現しなくてはなりません。
キャッチコピーも同様に、本の内容をできるだけ分かりやすく、簡単に、伝えるために、たくさんの人がアイディアを絞り出したものです。

これらをまず全力でガン見しましょう。

2 目次
目次は本全体を数ページにまとめたものです。
これから航海していく海の、「コンパス」「宝の地図」とも言える存在です。

ここで行うのは、自分が「知りたい」「まだ知らない」と思った章や見出しを探す作業です。

3 気になる1つの章を読む

自分のレベルに照らし合わせ、知っている・知らない情報が半々くらいが一つの基準になります。

またDaiGoさんはよく、本のド真ん中を読むそうです。

最初の部分は、読者を惹きつけるために、どんな本でも面白く書かれています。

終わりの部分も同様に、最後を気持ちよく閉めるために、面白く書かれていることが多い。

そのため、「本のちょうど真ん中ら辺は手薄になりがち」だといいます。

「なるほど」と、思わず、膝を打ってしまいました。

また他にもスキミングのテクニックとして、様々なことが紹介されています。

●「しかし」……結論
 「なぜなら」……結論の根拠
 「例えば」……具体例

 本の内容を大まかに知りたい時は、「しかし」と「なぜなら」を重点的に読む。
 実験データや出典を知りたい時は、「例えば」に目を配る。

●入門書から始める
 
読書スピードが遅い原因の一つに、基礎知識の欠落があります。

そのためのおすすめの方法が、入門書やマンガなどから、始めることです。大まかでも、用語やストーリーといった簡単な知識を持っているだけで読みやすさが全然変わります。

最後に

本書はその他にもたくさんのことが書かれています。
●仮眠を取るべし
●要するに読み
●しつもん読み
●最強の説明テクニック
●最強の説得テクニック
●運動をすべし

などなどです。

単に読書術について書かれてるだけではないのです。

「さすがDaiGo さん!」といった感じです。

読書をすることの意味、楽しさ、すごさを再認識できる一冊でした。

僕も、ここで学んだことを生かして、これからもブログの毎日更新、頑張っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

書物
スポンサーリンク