[ひと息読書]「死ぬ瞬間の5つの後悔」——誰よりも「死」を経験した筆者が語る

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死ぬ瞬間の5つの後悔

本日は、僕が一番の宝物にしている本を紹介します。

この本ほど、何度も読み返し、書き込みした本はありません。
いつも持ち歩き、寝るときも枕の下に入れています。

涙で読めなくなってしまったページもありますが、それでも何度も読み返しています。

必ずあなたにも得るものがあるはずです。

あらすじ

本書は、オーストラリア生まれの「ブロニー・ウェア」さんが書かれた本です。

彼女は緩和ケアの仕事をし、今まで多くの患者の死を看取ってきました。

本当の意味で、人は死を経験することできませんが、もしそんな人がいるとしたら、彼女こそが誰よりも「死」を経験してきた人だと僕は思います。

本書では、死期が迫ったたくさんの患者を介護してきたブロニーさんの経験が、小説のように書かれています。

全てを読むことがキツくても、せめて最後の『その後』の章だけは全部読んでいただきたいです。

本日も全力で書いて参りますで、どうかご一読よろしくお願いします。

頭は答えを知らない。心は質問を知らない。

2000年以上前に賢明な仏陀が遺した言葉です。

これほど、我々の核心をつく言葉はないでしょう。

人を喜びに導くのは、「頭」ではななく「心」です。

頭で考えたことに支配されず、他人の期待に心が左右されないようにしなくてはなりません。

そして勇気をもって、真の幸せを追求する。

その間、頭脳をコントロールしながら、心を育てることをやめてはならない。

そうすれば心の成長につれて、喜びと穏やかさに満ちた人生を送れる。

人が幸せを望むのと同じくらい、幸せは人の許を訪れたいと思っているのだから。


これまでたくさんの「幸せ」をテーマにした本を読んできましたが、どの本にも「死」「心」「後悔」といったキーワードが必ず出できます。

「少年老い易く学成り難し」なんていったりもしますが、我々が真に大切としているものはいつも、「目に見ないもの」や、「後にならないとわからないもの」ばかりです。

本は人生を早送りさせてくれる。

僕の好きな言葉にこんなものがあります。

「リーダー(leader)」は「リーダー(reader)」である

より多くの「少年」が本書を手に取り、「老い難く」「学なり易い」人生を送れることを祈ってやみません。

「自分に正直に生きればよかった」

多くの患者を介護する中で、これが最も多い後悔だとブロニーさんは言います。

人間の本当の価値はその人の所有物にではなく、その人自身にあります。

どんなにものを持っていようと、死が迫ってきたら、何の意味もありません。

「他人の評価」も、「どれだけ財産を成した」かも、彼らは考えません。

最後を迎えた人々が一番大切だと思うのは、

「愛する人をどれだけ幸せにできたか」

「自分の好きなことにどれだけ時間を費やせたか」

です。

ブロニーさんは言いました。
「死の床で人生を振り返って、もっとものが欲しかったとか、何かを買えばよかったといった人を私は知らない」

「自分がどんな人生を生きたのか」
「何をしたのか」
「それから家族や近隣の知り合いなど、残される人々に何かいい影響を与えられたか」

これらこそが、死に直面した彼らが考えていることです。

あなたは今、自分に正直になれていますか?

最後

書きたいことが多すぎて、うまくまとまらない文章になってしまいましたが、そこはご愛嬌でお願いします。

この本は本当にいい本です。

ぜひ一度読んでいただければ幸いです。

この本に二十歳の時に出会えたことに何よりも感謝し、これからも幸せで後悔のない人生を送っていきたいと思います。

最後に本書に書かれていた、あるおじいちゃんからの言葉を一言。

「あなたは我々の後悔をもう知ってるんだから、死ぬときに言い訳できないね」

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