[ひと息読書]世界のお金持ちが実践しているお金の増やし方——億万長者への最短ルートはお金持ちの真似をすること

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本日紹介する本は、YouTuberでも有名な高橋ダンさんが書かれた本です。

本書は8つのテーマに分かれて、お金持ちになるために知っておくべきことが紹介されています。

1マインド
2投資の基本
3ポートフォリオ
4短期投資
5コモディティ
6不動産
7経済
8習慣

本日はこの中で、特に「1マインド」「2投資の基本」について書いていこうと思います。

(参考文献)

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高橋ダンの略歴

以下に高橋ダンさんの簡単な略歴を紹介します。

●12歳で投資を始める
●大学卒業後、モルガンスタンレー(ウォール・ストリートの名門金融機関)に従事
●自らヘッジファンドを立ち上げ、運用・売却
 ※ヘッジファンドとは、リターンを全力で追求するファンド(投資信託)です。

こちらの記事でも紹介しています。

●2020年1月にYouTubeを立ち上げ、4ヶ月で登録者数12万6千人
●6ヵ国に住み、60カ国以上を旅する

投資の基本 ポートフォリオ

※投資におけるポートフォリオとは、自分が投資している投資対象の配分のことです。
※例えば、100万円を持っている人が
 株式に20万円
 投資信託に60万円
 債券に20万円
 を投資してる場合。

 この人のポートフォリオは、
 株式 20%
 投資信託 60%
 債券 20%
 ということになります。

なぜポートフォリオを組む必要があるのか。
それは「リスクを回避するため」です。

投資を分散させることが大切なのは、どの本を読んでも書かれてることで、また、皆さんも内心ではわかっていることだと思います。

ですが、それを自分の力だけでやろうとしても、どのように分散すればいいかがわからないと言うのが皆さんの現状であると思います。

その時の指標となるのが、「ポートフォリオ」です。

感情で、主観で投資を行うと、失敗する可能性が非常に高いです。
機械的投資をおこうなために、「ポートフォリオ」はとても重要なツールとです。

世界のお金持ちのポートフォリオ

約1000万〜5000万円
投資資産 35%
確定拠出年金 9%
自宅用不動産 44%
投資用不動産 4%
生命保険  7%
未上場会社の株 2%

約1億〜3億円
投資資産 58%
確定拠出年金 10%
自宅用不動産 18%
投資用不動産 4%
生命保険  8%
未上場会社の株 2%

約15億〜25億円
投資資産 74%
確定拠出年金 6%
自宅用不動産 7%
投資用不動産 5%
生命保険  5%
未上場会社の株 2%

▶︎アメリカ人富裕層の平均的資産配分
株式 55%
債券 21%
現金 15%
オルタナティブ投資 6%
その他 4%

高橋ダンさんはこんなことを、本書で言っています。

「億万長者になるための最短ルートは世界のお金持ちの真似をすること」

お金持ちが実践している「ポートフォリオ」と「その真実」を知る。
これが第一歩です。

投資は金持ちの遊び

よくこんなことを言う人がいます。
「投資ってギャンブルじゃね?」

ですが、本当にそうでしょうか?
確かに、未来が不確定な商品にベットし、リターンを狙おうとすることは、ギャンブルにとても似ています。
また、「将棋のプロ」がいても、「投資のプロ」がいないのは、やはり常に勝つことが難しく、運の要素があるからかもしれません。
将棋素人の我々が将棋を勉強しても、藤井聡太さんに勝つことは不可能でしょう。
ですが、投資であれば、それを職業としてる方にも勝てる可能性は十分にあります。猿でも勝てるかもしれません。

しかし、投資をギャンブルと断定してしまうのは安直な考え方だと言わざるを得ません。
確かに、未来は分かりません。
しかし、「非常に確率の高い未来」は分かります。

これがギャンブルと一番大きな違いです。

将来、「マクドナルドが潰れる確率」と、「ロイヤルストレートフラッシュが出る確率」、どちらが高いでしょうか?

リターンが十分に見込める商品にお金を投資することは人間として当然のことです。

小学生が、仮面ライダーのベルトを買い、毎日「変身!」と叫ぶために、自分のお小遣いを全力で貯めることと同じです。
将来、そのベルトが壊れるかもしれません。
ですが、それでも、自分に見合ったリターンが見込めると思うから我々はモノを買うわけです。

仮面ライダーのベルトだろうと、株だろうと、結局は変わりません。

リスクに見合っただけのリターンを狙う

これが投資の目的です。

「投資はギャンブルだ」と声高に叫ぶのではなく、
自分にとっての「ベルト」を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

日本の個人投資家の割合はとても面白いです。

20〜30代 8%
40代   16%
50代   20%
60代   28%
70代以上 28%

(「バカでも稼げる米国株」より)

上記のを見たらわかるように、日本の投資家の半分以上(56%)が60代以上が占めています。

逆に20代から30代の比率が8%と言うのも、とても面白いです。

20代・30代の皆さん。
今個人投資家になれば、人口の8%の人材になれますよ!

人生を100年時代を一緒に乗り越えていきましょう!

Danke Shane!

(参考文献)

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