インベスターZ
本日から「インベスターZ」という漫画を紹介していきたいともいます。
投資を始めたばかりの人は、ぜひ読んで見てください。
めちゃくちゃ面白いです。
カモになるな
今回は最初ということで、第1巻に出てくる、あるエピソードを紹介してます。
●簡単なあらすじ
北海道の道塾学園(中高一貫校)に、首席で入学した主人公・財前孝史。
始業日初日に「野球部」と名乗る人からの勧誘に遭い、
ある場所へ連れて行かれる。
そこは野球部ではなく、「投資部」だった。
今回はそんな財前が、「カモ」になる話です。
皆さんは麻雀のルールをご存知ですか?
知らない方も多いのではないしょうか?
最近の若者は非常に真面目で、節度があり、品行方正であるので、
麻雀といった賭け事に対して無知である可能性が非常に高いです。
という私も麻雀のルールをしりませんw
そして、この財前もルールを知らない一人でした。
彼は投資部の部室に入ってまず、「麻雀をやらないか?」と誘いを受けます。
ルールを知らない彼は、最初は渋るそぶりを見せながらも、そのゲームに参加します。
そしてゲームを何回か続けていくうちに段々とルールを理解していき、
どうしたら勝てるのかがわかってきました。
時間が経つに連れて財前はどんどんと麻雀にハマっていき、気がつけば
「目先のことだけを考えてはダメだ」
「あれこれ動くと相手にやられる」
「冷静にじっくり粘って運が向くのを待つんだ」
「やるからには勝ちたい」
と考えるようになっていきました。
ですが、現実はそんなに甘くありません。
財前はそのゲームの中で最下位となってしまいます。
麻雀は四人でやるゲームです。
財前は、自分以外の3人に、カモにされたのです。
財前はゲームの後、こう言います。
「カモだなんて!負けるの当たり前じゃないですか ボクは初めて麻雀をやったんですから」
これに対して、部長は次のようなことを言います。
” 確かにルールを知らない君が勝つのは不可能だ。
でも君はそこに座った。
座った以上ゲームに参加したプレイヤーだ。
プレイヤーなのに勝負がついてから
ルールをよく知りませんでしたは通用しないんだよ。
そうだとわかっていても君はやりたかった。
君は、勝負という誘惑に引き込まれたんだ。
単純に面白そうなゲームに飛びついた。
『誘惑に負けヤツ ルールもろくに知らないのに首を突っ込むヤツ は
結局カモになるんだよ』”
カモになりやすい私たち
この教訓は、どの分野においても言えることだと思います。
みんなが楽しそうにやっているからという誘惑にかられ、テレビゲームに混ぜてもらったら、
逆にみんなから集中攻撃を受け、すぐにゲームオーバになってしまう。
中学入り、ルールもろくに知らないが、「鬼滅の刃」がカッコ良かったから、剣道部に入ってみたが、
そこは鬼監督のいる地獄の道場で、一度入ったら抜け出せない部活だった。
またお金がかかる事柄なら必ずと言っていいほど、この法則が成り立つ。
副業で簡単に稼げるという広告に踊らされ、簡単にその相手を稼がせてしまう。
仮想通貨が盛り上がっているから、初めてみたが、次の日に30万円の損を抱える。
これらは本当によくあることだ。
よく「やって後悔する方がいい」なんて言いますが
これはやってしまった後悔の味を知らない、無責任な第三者の言葉です。
ですが一番いいのは「やって後悔しないこと」です。
そのためにもまずは、「敵」と「戦場」をよく知ることが何よりも重要です。
何をするにおいても、自分が「何」と「どこ」で戦っているのか。
これを理解できない人間は、遅かれ早かれゲームオーバーです。
皆さんは情報や周りの環境に踊らされていませんか?
「学びて富 富て学ぶ」
学習が全ての根源です。
ぜひ一緒にこれからも学んでいきましょう。
本日の名言
今回はアメリカンジョークから一つ。
ポーカーを30分プレイして、誰がカモかわからなければ、あなた自身がカモである。
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