勉強でも運動でも、何かを行うときにその行為で得られること、メリットがあらかじめあると、私たちのやる気は格段に跳ね上がると思います。
そこで、今回は、勉強のやる気を引き出すために、「勉強はコスパがいい」という内容を紹介しようと思います。
バイトよりお得!
5年前くらいに、河野玄斗さんが、Twitterで
「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になるよ。なんでみんなそんなに勉強しないの?」
といったことを書かれていました。
この考え方は非常におもしろいと思いました。
勉強の目的を「お金」にしているなんて卑しい、全員に当てはまるわけではない、バイトも色々な社会経験を得られる、などさまざまな意見があると思います。
もちろん、それはそれで良いと思います。
ただ、受験生や大学生の方々が勉強をするときのモチベーションとして、この考え方は非常に役立つものだと思います。
また、河野さんは、他にも、別の計算式で、同じような結果を導き出しています。
MARCHに受かる学力を持っている人が、さらに2000時間勉強することによって東大に入れると仮定した場合。
ある統計によると、MARCH卒と東大卒の平均年収の差が、約200万円と出ています。
その上が40年間働くとすると生涯賃金として200万円× 40年間と言うことで8,000万円になる。
8,000万円を、勉強時間2,000時間でカバーすると考えると、時給が4万円となるわけです。
1時間勉強するごとに4万円が手に入ると思うと、机に向かう時間が、自ずと増える気がします。
4万円はまだまだ続く!
AFG(AFGコンサルティング株式会社)が、各大学の平均生涯賃金を調べました。
すると、大卒は平均2億8653万円、慶応卒は平均4億3983万円、東大卒は平均4億 6126万円、という結果が得られました。
つまり平均的な大卒と高学歴を比べた場合、生涯賃金で最大1億7000万円以上もの差が出たのです。
さらに東大に合格するまでの高校3年間での総勉強時間は平均4400時間と言われていますので、これを元に計算すると、1億7000万円÷ 4400時間で、受験勉強の時給は4万円と言う計算することができるのです。
ここでも4万円です!
一方、社会人の時給は平均2180円程度であるだと言われています。
勉強の時給4万円と比較するとそのさは約18倍もあるんです。
つまり歳をとるほど勉強の(金銭)価値は下がっていき、時給換算すると18倍も努力の価値に差があると言うことが言えます。
さらに大人になってから仕事で成果を上げると言うのは、学生時代とは比べものにならないほど大変です。
ですので、20代や10代こそが、人生のボーナスタイムです!