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【哲学】『方法序説』——私たちの真理は、どこにあるのだろうか?

「我思うゆえに我あり」で有名なデカルトが書いた『方法序説』。 「私」とは一体なんなんでしょうか。 真理を導く4ステップ 時は17世紀。30年戦争と言われる、最大の宗教戦争が勃発している中で書かれたのが本書です。 たくさんのイデオロギーが交錯...
心理学

【心理学】『大衆の反逆』—— 大衆が人を狂わせる

スペインの思想家オルテガが1930年に書いた『大衆の反逆』。 本書は、思想の持たない「大衆」のメカニズム、そして、その後のファシズム(独裁主義)脅威を明らかかにしました。 貴族はなぜ弱体化したのか? 1930年、ヨーロッパでは、暴徒を始める...

【人間関係】『幸せになる勇気』——人生は「承認欲求」によって作られる

今回は、前作『嫌われる勇気』の続編である『幸せになる勇気』を紹介します。 アドラーの教えを知り、新たな生き方を決意した青年。 その彼が3年ぶりに哲人のもとを訪れる。という設定です。 人間関係は3つのタスク 私たちが感じる不安やストレスの根本...
投資

【自己】『反脆弱性——不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』—— 弱さを認めることが力になる

本日は、『反脆弱性——不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』という本の中で紹介されている考え方について取り上げます。 世の中は3つの分けられる 世の中のシステムを3つにカテゴリー分けすることができます。 1つ目は、「脆弱」です。これは例えば...

【チーム】『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』—— 強い組織に、強いリーダーは必要ない!

「自分の弱さの開示」こそが、個人でも、組織でも重要です。 そのような「シグナル」の積み重ねが、普通の人たちの組織を強くします。 安全な環境 そもそも、組織において重要なのは、心理的安全性がもたらされた環境です。 心理的な安全、「自分はここに...

【遺伝子】『利己的な遺伝子』—— 「生物とは、遺伝子が生き残るための単なる乗り物である!」

進化生物学者のリチャード・ドーキンスは『利己的な遺伝子』の中で、人間とは「 DNAの乗り物」に過ぎないと言いました。 みなさんはこの言葉をどう感じますか? 人は、「種」でなく「DNA」 これまで、生物は「種」そて考えられてきました。自分の種...

【自己】『21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考』 ——人類は、ハックされつつある!

テクノロジーが発達するこれからの世界。 私たちの自由意志は確保できるのでしょうか? 自分で考え、選んでるつもりでも、実はその意思決定がテクノロジーによってハックされているからもしれません。 ハックされた人類 私たちの自由意志がテクノロジーに...
心理学

【心理学】『群衆心理』——「群衆とは、個性を失った同一方向にコントロールされた集団!」

今回は、『群衆心理』という本から、「群衆の危うさ」について紹介します。 群衆とは 群衆と集団の違いはなんでしょうか? どちらも、「たくさんの人たちが集まったもの」といったいった、似たようなイメージを持ってしまいます。 しかし両者には、断固と...

 【意思決定】『ファースト&スロー』——直感の意思決定と、熟考の意思決定!

本日は、『ファースト&スロー』から、「2つの意思決定」についてを取り上げます。 2つのシステム 人間の意思決定には、2つのシステムがあります。 直感に任せた、スピーディな判断を行う「システム1」。 そして、ゆっくりと熟考してから判断する「シ...

【自己認識】『insight(インサイト)』—— 自分とは何か?

本日は、『insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力』という本から、「自分を理解すること」について取り上げます。 ジョハリの窓 みなさんは、「ジョハリの窓」をご存じでしょうか。 「ジョハリの...
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