知識 【旧約聖書㊴】日の沈まない 〜 「太陽よ、とどまれ！」
連合軍 一方、その頃、諸民族たちは、きたるイスラエルとの戦いに備えていました。 まず、諸国の王たちは、同盟を組み、ともにイスラエル軍を立ち向かうことにします。 そして、次に目をつけたのが、ギブオンの民たちでした。 自分たちを裏切り、イスラエ...
神話
知識 
知識 【旧約聖書㊳】ギブオンの奴隷 〜 「嘘つきは奴隷にしてしまえ！」
ギブオンの街 エリコからそう遠くない街「ギブオン」では、町中が大混乱に陥っていました。 「イスラエルの民が迫ってくる！」 「次は私たちの番だ！」 そして、そんな自分たちをなんとかしようと、ある策を練りました。 旅の一団 ヨシュアたちが宿営し...
知識 【旧約聖書㊲】神の将軍 〜 「これから6日間、一日1周ずつ周るのです」
ヨルダン川の増水 翌日、ヨシュアの号令で、イスラエル軍は出発しました。 先頭を歩くのは祭司達。 ヨシュアは、「もし何が起きても、真っ先に神が私たちを守ってくれる」と言いました。 そして案の定、ヨルダン川を渡る時、神は民を助けました。 この時...
【旧約聖書㊱】ヨシュア記スタート！ 〜 「赤い紐を結んでおいて下さい」
歴史書 今回から、『旧約聖書』の “歴史書“ に入っていきます。 まずは「ヨシュア記」です。 これまでは、「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」と“モーセ五書“について扱いました。 もちろん、“モーセ五書“とありますから、...
【旧約聖書㉟】モーセの最期 〜 「これは寿命ではない。神の命令なのだ！」
最期の命令 モーセは民たちを率い、ヨルダン川の東沿いにいました。 川を渡れば、カナンの地という場所です。 そして、神はモーセに言いました。 「ネボ山に登りなさい」 モーセは前回の違反を悔い改め、言いつけ通り、頂上まで登っていくことにしました...
【旧約聖書㉞】新たな世代 〜 「神が戦ってくださっている！」
誰も信じられない世界 時は流れ、民たちの世代も入れ替わります。 そして少しずつ、またカナンの地へと近づいてきました。 ただ、アモリ人が住む地方を通るとき、あるトラブルが起こります。 戦の始まり 当時、まだ「盗んではいけない」「人を殺してはい...
【旧約聖書㉝】モーセの罪 〜 「なんで貴様たちなんかのために——」
メリバ 旅を続けてるうちに、民たちは「メリバ」という場所につきました。 そして、そこもまた、水も果物も何もない荒野でした。 民たちはまたも、当然の権利かのように、モーセに不満がをぶつけます。 一方、これに対し、さすがのモーセも限界でした。「...
【旧約聖書㉜】民の反乱 〜 「お前は一体、何様だ！」
ストレスが止まりません 一度は、カナンの地についたにもかかわらず、再び荒野での旅。 食事は、いつもの、マナとウズラだけ。焼いたり、蒸したり、揚げたり、いろいろ試しても、結局は同じ食事でした。 そして、目の前に広がる風景は、どこまで行っても荒...
【旧約聖書㉛】12人の偵察隊 〜 「全部、モーセのせい！」
12人の偵察隊 カナンの地を目前にしたモーセは、12の偵察部隊を送りこみました。 その後、偵察部隊は４０日間みっちり時間を使い、情報と果物を持ち帰りました。 偵察隊によると、カナンは、「乳と蜜が流れる土地」と比喩するほど、肥沃な土地だと言い...
【旧約聖書㉚】誰よりも謙遜な男 〜 「なんでモーセが偉そうにしてるんだ！」
レビ記 本日からは、『モーセ五書』の「レビ記」「民数記」「申命記」に入ります。 内容はシナイ山以降の旅路と、律法について書かれている章です。 また、これまでの「創世記」や「出エジプト記」とは異なり、物語が非常に少ない章でもあります。細かい捧...